特に高周波の無線通信や全地球測位システム(GPS)などに障害が起きる可能性があるとされていたが、幸いのところざっと報道を見る限りでは、通信障害や停電、電源喪失は起きていない。
また心配されていた地震だが、バヌアツなどでM7以上や世界各地で比較的大きめな地震(M4〜M5強)が多発していたとはいえ、こちらも幸いに大きな人的被害の出る場所でなかったせいか、現在までのところニュースはない。
大きなXフレアが発生しても、方向が地球方面でなければあまり影響は心配されない。
しかしながら今回は地球方面だったのだが、有難いことに大きな被害は皆無。
もちろん� ��球上で発生する事象は、太陽、惑星の並び、彗星、月の位置以外でも、地球そのものの空間及び地球地下深奥の動きも影響することが考えられるのだが、何が幸いしたのだろうか?
これは私にも分からないのだが、ネットの善悪は別にしても、ネット上で理由が配信されていた。
以下は私が大好きなナショナルジオグラフィックからである。
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太陽嵐、予想外に穏やか
日本時間3月7日に発生した2つの太陽フレアに関して、NASAは地球で最大規模の磁気嵐が発生し、送電網、GPS、通信などに障害が出る恐れがあると警告を発した。しかし、8日に地球へ到達した太陽嵐の影響は予想外に穏やかだった。
NASAゴダード宇宙飛行センターの太 陽宇宙物理学者アレックス・ヤング氏は、磁場の向きが原因だと指摘する。
磁気嵐は9日にかけて活発化する可能性も残っているが、8日現在ではNOAA宇宙天気スケールの5段階のうち最も弱いG1(弱)に留まった。「このレベルなら影響は最小限で済むだろう。実質上何の問題も起きないはずだ」とヤング氏は言う。同氏は太陽観測衛星SOHOプロジェクトチームに参加している。
「太陽嵐の影響が予想外に小さかったのは、地球の磁場に衝突したときの移動方向が大きな原因だ。地球の磁場の北から到達している」。一方、太陽嵐、すなわち太陽フレアに伴うコロナ質量放出(CME)が南から飛来した場合は影響が大きくなる。CMEは太陽磁場の変化に伴い大量のプラズマ粒子が噴出する現象である。
オゾンの厚さはどのように測定するのですか?
CMEが北からやって来ると、地球の磁場との相互作用は弱まる。「どちらの磁場も同じ向きになるからだ。逆に太陽嵐が南から到達すれば、相互作用ははるかに大きくなる。巨大なエネルギーが地球の磁気圏に注ぎ込まれていただろう」。
◆さらに強力な太陽嵐が到来?
今回、太陽嵐の影響は予想を下回ったが、まだ危険を脱していないとヤング氏は警告する。
CMEを起こす爆発は通常、太陽黒点で発生する。磁場の乱流領域である黒点は周囲の温度(摂氏5500度)よりも低く、摂氏3300度の領域が暗く見える。
7日に太陽フレアが発生した黒点は太陽表面に沿って移動し、複雑な成長を続けている。地球方向への噴出が新� ��に発生する可能性が高まっているという。
「黒点はホクロと似ている。ホクロの形が左右対称で整っていれば、まず大丈夫だ。やっかいな問題にはならない」とヤング氏は語る。
「黒点も複雑な形になり歪曲すれば、内部の磁場がさらに乱れていることを意味する。輪ゴムをぐるぐる巻いたような状態で、いずれ小さな結び目が飛び出す。現在私たちは黒点を監視しているが、次第に入り組んできている。Xクラスの太陽フレアが発生する可能性は依然として高い」。Xクラスは最大級の太陽フレアであり、CMEの発生を伴う。
3月7日に発生した2つの太陽フレアは、大規模な方がX5.4だった。Xクラスの中間の強度に相当する。太陽は11年周期で活動を変化させており、現在の周期中では2011年8月9日のX6.9に次ぐ大きさだった。も� ��1つのフレアの規模はX1.3で、X5.4の5分の1ほどである。
太陽活動が最も活発になる2013年の極大期前後には、はるかに大きな太陽嵐が発生する恐れがある。
「これも正常な周期の一環だ。太陽嵐は大きくなるだろう。深刻な影響を及ぼすかどうかは不明だが、NASAや米国海洋大気庁(NOAA)をはじめ、あらゆる機関が動向を監視している。これまでよりも的確に把握できるはずだ」。
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2012年3月9日 ナショナルジオグラフィック
CMEの地球に入ってくる方向と地球の磁場の相互作用で、地球に与える影響にも差が出るということらしい。
地球の周りをどのように多くのフィート
格闘技で言えば、相手の技を食らったが、上手く受け身が取れたという想像が出来る。
力を力で受け止める防御もあるが、合気道の達人と言われる人の映像を観ると受け流している。
殴り合いで顔面を殴られた時の経験を思い出すと、相手のパンチが当たった瞬間に力の向かう、抜ける方向へ顔を流すと、口の中を少し切るレベルの怪我で済み、なおかつダメージが少ないので、すぐに反撃に移行できたことを思い出す。
今回の太陽と地球のケースとは異なるが、偶然とはいえ科学的にも、そんなケースで大事に至らなかった可能性があるということのようだ。
この柔軟性や流すというのは力だけでなく、心などでもあらゆる局面 でつくづく重要です。
やれやれといった感が強い。
自然現象、ましてや謎が多い太陽のことなので致し方ないとはいえ、日本は大地震から1年の3月11日前後でもあった。
しかしながら、記事中にもあるように、今後も大型な太陽フレア発生とCMEには要警戒の状況が続く。
また先日もMクラスのフレアが発生しており、またXフレアの太陽嵐は地球の磁場が緩和してくれたとはいえ、磁場や地球深奥などに何らしかの影響を与えている可能性も高い。
最初のNOAAとNASAの警告にもあったように今週一杯は要注意しておくことが得策である。
以前綴ったHAARPも波形が激しく乱れ、CMEの地球到達を如実に表していた。
昨年の3月11日から1年が過ぎた。
1年前。
私は東京Sohoのコンピューター前で仕事をしており、長い揺れが徐々に大きくなってくることを感じ、仕事部屋から別の部屋に退避した。
大きく揺れ、数軒隣の斜め家の屋根の瓦のほとんどが落ちるのを窓から目にした。
瞬間、下に人がいないことを願った。
揺れがおさまり外を窺うと、瓦だけが道路上で割れて砕け散っていてホッとしたことをよく覚えている。
ナイアガラの滝の米国地質調査
元々自然が好きなので、自然で発生する事象にも興味があった。
2004年12月26日にインドネシアがスマトラ沖大地震による津波で大きな被害を出した。
インドネシアでは亡くなった方もテレビ映像で流す。
当時も私の会社は決して楽でなく、そんな中で自然災害が人間に与える大きな影響と厳しい現実を目の当たりにし、心が重かった。
被災地の人々が泥から何か掴んであげると、それが幼子だった映像は特に頭から離れない。
そんなこともあり、ブログ上でもいつからか地震を取り上げるようになっていた。
東日本大震災の数ヶ月前から宮城沖で地震が頻繁に発生していることは気が付いていたが、仕事に忙殺され東北の歴史を学ぶこと� �なかった。
仮に学び何かに気付いても、このブログで何か出来たとは毛頭も思っていないが、自身の中では地震のニュースを綴るだけでは無意味だなとも痛感した。
にもかかわらず、そして本来ブログ名からもインドネシア情報だけを発するべきの様な気がしているのだが、飽きやすい性格と備忘録代わりにこれは綴っておけ、警告しておけと、ニュースを目にすると心の奥からそういう声が聞こえるので、いまだにそうしてしまっている。
今年の3月11日。
昨年の大地震と津波で亡くなった知り合いは皆無だが、ほとんどの日本人同様に気持ちは重かった。
あえて出かけずジャカルタSohoで体をリラックスさせながら、食事の支度ややるべきことを淡々と行った。 祖霊を拝する時に、亡くなった方々のご冥福を祈らせ� �頂き、地球と太陽にも生かしていただいていることに感謝した。
日本だけに限っていえば
千葉東方沖
富士山の噴火
被災地での大きな余震(アウターライズ地震)
北海道沖
長野・新潟
綴り始めると思い当たりそうな場所は今の日本ではキリがないのだが、本当に1年よくもってくれたと思う。
磁気や磁場。
人間も血液中に鉄分なども含んでおり、微力ながらも磁気を発している生き物である。
冬の静電気で思い起こす人も多いだろう。 私は小さな火花が散って少し痛い時も稀にある。
私は霊感は皆無だが、実体験などから気や魂、霊の存在の肯定派なので、恐怖すると悪いことを引き寄せやすいが、多くの人々の備えながら素直に構える、注意を向ける良い気の集合体が日本列島、地球に通じたの か?何て思わないこともない。
被災地の方々の苦労、そしてまだ何も解決していない原発問題。
今後も太陽の極大期が地球に与える影響。 トルネード、洪水など。
西洋型資本主義の崩壊と悪性インフレ。
戦争の危機。
人を大きな不安に陥れる悪要因は今現在しばし尽きませんが、多くの人と交わり、希望を持って生きることがますます肝要の時代です。
絶望に近いこともあるかもしれませんが、今この瞬間から時は流れ変化しています。
私の場合は原因が自業自得で、現在被災地で厳しい状況下にある方々との比較にもなりませんが、過去には不眠症やあん時死んじまったほうが楽だったかもしれないと思ったことも数回ありました。
痛そうなので自殺は考えませんでしたが、友人達のお蔭も� ��り、だからまだ生きています。
辛く厳しい状況の方々もまだまだ多いと思いますが、変化は今この瞬間直後から起きるという真理を忘れないで、少しずつでも希望を見い出し、どうか生き抜いて頂きたいと切に願います。
今もまだ何も出来ないので、私が大好きなバンドの曲、聞くと何故か前向きになれる、這いつくばってでも前進する気になるColdplayの曲を貼っておきます。
Viva La Vida = Live Your Life
「自分の人生を生き尽くせ=人生万歳」
歌詞も意味が非常に深いのですが、曲のタイトルはフリーダ・カーロの絵が由来です。
コマーシャルでも使用され売れた曲なので、知っている人も多いと思いますが…。
スイカって黒点もあり=種、まるで太陽のようですね。
そして地球上で太陽と地球環境が生み出すマナ=お米を主食にしている人が多いのも興味深い。
天照太御神が鎮座している地=伊勢神宮を創った人々はそういったこともよく分かっていたということなのだろう。
Coldplay のViva la VidaはYoutube上でもいくつか観れるのですが、あえてJapanライブを選びました。
ご一読、感謝しております。
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テーマ:世界の天変地異 - ジャンル:海外情報
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