(1)犯罪発生状況
(イ)当地における犯罪のほとんどは貧困に起因しているため、携帯電話、カメラ、腕時計などの目に付きやすい高価な品物を身につけた旅行者等が恐喝される事件が発生しています。
(ロ)また、当地には近隣諸国より安価な密輸銃等が流入している可能性があり、時折、武装強盗による凶悪犯罪が発生しています。特に北部から中部地域にかけて小規模なハイウェイ強盗団が存在し、郊外の幹線道路で待ち伏せして観光バス等から金品を巻き上げる等の事件が発生しています。
(ハ)その他、住居侵入強盗、睡眠薬強盗、スリ、引ったくり、詐欺等が発生しています。
(2)犯罪者の一般的傾向
(イ)当地には、武器、麻薬、醸造酒、偽造紙幣等の違法製造品をはじめ、偽ブランド品、偽造文書・スタンプ等、あらゆる偽造物が出回っています。当地犯罪者は、このように人を欺いて金銭を騙し取ることに長けていることが特徴と言えます。
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(ロ)また最近は、犯罪手口が大胆になってきており、白昼堂々旅行者等を車に押し込み連れ去ったあげく、金品を強奪したり、フレンドリーな印象の国民性を逆手にとり言葉巧みに近づいて相手と仲良くなり、人気のない場所で強盗に様変わりする、或いは周囲の目を盗んで窃盗を働くような事件が多発しています。
(ハ)当地においては、場当たり的で計画性がない犯罪も多いですが、上述の傾向から、詐欺犯罪等においては、非常に計画的な犯行に及ぶ傾向にあります。
(3)日本人の被害例等
(イ)2007年11月夜間、邦人が歩行中、賊に背後から鎌で顔面を斬りつけられました。その後、賊は他の2名の男とともに被害者を道路脇の草むらに連れ込もうとしましたが、被害者は抵抗し逃走しました。しかし、追いかけてくる男達3名に対し、被害者は出血もひどく逃げ切れないと判断し、立ち止まり、男達に所持金及び携帯電話を差し出したところ、男達はこれらを奪い逃走しました。
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(ロ)2008年1月、邦人が歩行中、コンゴ人と名乗る男から声をかけられ、その男としばらく行動を共にしました。被害者が男とホテルで夕食を共にしていたところ、男はビールに睡眠薬を混入し、被害者はそれに気付かず飲んでしまい、意識が無くなってしまいました。翌日、ホテルの自室で目が覚め、金品等が盗まれていることに気が付きました。
(ハ)2009年10月、邦人宅に於いて、寝ていた家人が玄関ドア付近の不審な物音に気づき、窓から覗いたところ、ピストル及び大鉈で武装した武装強盗団が鉄棒及び大きな石で玄関ドアを破壊し侵入しようとしていたため、寝ていた全ての家人を起こすとともに警察に通報し、窓から隣近所に大声で助けを求めました。しかし、約30分後に強盗団によって玄関ドア及びその内側の鉄格子が破られ、屋内に侵入されました。侵入した強盗団は各部屋のドアを破壊し、各部屋からから現金、金品等を強奪しました。さらに強盗団は家人にピストルを突きつけ、現金を要求し、家主の妻は無抵抗で強盗団の要求通りに金庫を開け、強盗団に現金等を渡しました。強盗団はその後、家人を解放し逃走しました。
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(二)2009年11月、邦人が歩行中、突然正面及び左側から2人の男(内1人はナイフを所持。)に襲われました。ナイフを所持した男は被害者が肩から下げていたポーチを奪おうとしたところ、被害者は盗られまいと抵抗したため、被害者をナイフで斬りつけ、ポーチの紐を引きちぎり、ポーチを強奪しました。被害者は男達の拘束を振り解き逃走し、警察署に駆け込みました。
(ホ)2009年12月,邦人は雇用しているドライバーが運転する車両で移動中,ココ・ビーチ付近で車両から一時下車し,20mほど徒歩で移動したところ,強盗に襲撃された。7人の男(その内の3人が大ナタを所持)が被害者を取り囲み金品を要求してきたため,被害者は停車してある車両へ何度も逃げようと試みたが,男達は被害者の逃走を阻止するように取り囲み,被害者を無理矢理押さえつけ,ズボンのポケットから携帯電話と財布を強奪した。被害者は男達と争った際,右手骨折(全治4週間)、背中・額・両膝に擦過傷,後頭部にパンガによる切創を負った。また,車両には4人の男が取り囲み,ドライバーに金品を要求,ドライバーは無抵抗のまま現金と携帯電話を差し出した。
(ヘ)2010年5月、邦人旅行者がダルエスサラーム市内で片言の日本語を話す男性に声をかけられ、気をゆるして話していると、その男性が町を案内してくれると言い、男性が用意していた乗用車の後部座席に乗車した。しばらく車両を走らせた後、他の男性が後部座席に乗り込んできて当人は二人の男性に挟まれる形になり、車両内で金を出せと脅され現金をとられた。更に当人のクレジットカードを奪い取り、数十箇所のATMに連れ回され、現金を引き落とされた。その後、人気のない場所で解放された。
(同様の手口が2010年だけで10件発生)
(ト)2011年10月、邦人女性が寮に戻る途中、道路の左側を歩いていたところ、前方から被害者の方に車両が近付き2人のタンザニア人が降りてきて、被害者を羽交い絞めにして、現金約100万シリング(約6万円)ビデオカメラ等を奪い逃走した。
(強盗、恐喝、ひったくり等の被害は2011年で5件発生)
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