「プーマ」 という、スポーツの世界ではかなり知られたブランドがある。ブランド名の言われは、別に説明されなくてもわかる。"Puma" と書けば、日本語ではフツー 「ピューマ」 と言って、別名 「アメリカライオン」 のことである。
あのロゴマークだって、どう見てもピューマがジャンプしている姿である。フツーは 「ピューマ」 と言うが、そこはそれ、ドイツのブランドだから、ペダンチックな日本人としては、ドイツ語読みで 「プーマ」 と言い習わしているのだろう。
もっとも、英語で 「ピューマ」 と発音するのかといえば、それはまた別の問題で、米国人の多くも 「プーマ」 と聞こえるような発音をしていると思う。"News" だって 「ヌース」 と聞こえるし。
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...... と、余計なことはいいが、あのロゴマークはピューマなのだと、今日の今日まで当然のごとくに信じていた。電車内での女子高生同士のおばかな会話を聞くまでは。
どんな会話かというと、こんなのである。
「ねえねえ、プーマのマークって、あれ、トラ?」
「違うでしょ。チーターっぽくない?」
「何言ってんのよ、あれって、ピューマから来てるんじゃないの?」
「ピューマって何?」
「あれ? 違うのかなあ。よくわかんない」
この会話を聞いて、私は心の中でこけまくっていたのである。
「アホか、こいつら。ピューマに決まってるだろうよ。それに、いい年して、ピューマを知らんやつがいるのか?!」
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私は電車の降り際に、Wikipedia で 「プーマ」 を検索した。それがドイツ発祥のブランドであることを一応確認しておくためである。そして、ドイツ発祥であることは問題なく確認できたが、同時にとんでもない事実まで確認できてしまったのである。そこには、こんなことが書いてあったのだ。(参照)
このプーマとはアメリカライオンのピューマから命名された。ロゴはチーター。
何だと? ずいぶん軽く触れられているが、「ロゴはチーター」 だと?! どうしてまた、プーマのロゴがチーターなんだ?
いや、そういえばよく見ると、ピューマにしてはシルエットがほっそりしすぎているようにも見える。やっぱりチーターなのか? そうだとしたら、一体どうして?
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結論的に言えば、インターネットでは、あのマークが本当にチーターなのかどうかは調べきれなかった。そして、それが調べきれないのだから、チーターである理由もまたわからなかった。
それに、Google って近頃余計なお世話が過ぎるようで、せっかく英語で "Puma logo mark cheetah" と入力して検索しても、日本語のページばかりひっかかるんだもの。途中でいやになってしまった。
【11月 3日 追記】
プーマのロゴがチーターであるというのは、かなりそんな気もしていたが、やぱりガセのようである。詳しくは、翌日の記事を参照のこと。
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